多摩川競艇場の特徴|防風林とスタンドが守る「日本一の静水面」【初心者向け】

多摩川競艇場の特徴|Boat-V ブログ 会場を知る

多摩川競艇場(ボートレース多摩川)は、東京都府中市にある淡水の競艇場です。公式サイトでも「日本一の静水面」と紹介されるほど風・波の影響が少なく、全速勝負になりやすい会場として知られています。この記事では、なぜ多摩川がここまで静かな水面になるのか、その仕組みと成績への表れ方を整理します。

「日本一の静水面」——水源は多摩川ではなく井戸水

多摩川という名前から川の水をそのまま使っていると思われがちですが、運営会社の水面特性ページによれば、実際の水源は井戸水です。水質は淡水で水位差もなく、「握ったときに走りやすい」と選手から評判の水面とされています。boatrace.jp公式でも「日本一の静水面」と呼ばれ、風の影響も少ないと紹介されています。

多摩川の水? → 直接は使っていない 実際の水源 井戸水(淡水・水位差なし)
「多摩川」という名前だが、競走水面の水源は井戸水(運営会社の水面特性ページより)

防風林とスタンドが風を防ぐ、人工的に守られた静けさ

多摩川がここまで静かな水面になっている理由は、地形と建物の配置にあります。Wikipediaによれば、西武多摩川線に沿って設けられた防風林が南寄りの風を防ぎ、東西方向に建てられたスタンドが北風を防ぐ配置になっているとされています。運営会社の水面特性ページも「ここ数十年間で大波が出たのはたった2回のみではないかといわれる」ほど静穏だと紹介しており、風・波双方の影響を受けにくい構造がうかがえます。

北:スタンド(北風を防ぐ) 競走水面 南:防風林(南風を防ぐ)
北はスタンド、南は防風林が風をさえぎり、南北どちらの風も受けにくい配置

数字で見る多摩川——1号艇の1着率58.3%

運営会社の公式データ(直近3か月の集計)によると、多摩川における1コースの1着率は58.3%です。桐生の49.7%や、全国的な目安とされる50%台半ば(分析サイトの集計に基づく目安)と比べてもやや高い水準にあります。風や波による荒れが少ない分、実力どおりに1号艇が押し切りやすい水面になっていると考えられます(断定できる単一の原因ではなく、複数の要因が重なっているとみられる点には注意してください。boatrace.jp公式も「逃げとまくりが競り合う場面で高配当が発生しやすい」としており、1号艇が常に押し切れるわけではありません)。2〜6コースの内訳は2コース14.8%・3コース11.6%・4コース8.7%・5コース5.3%・6コース1.7%です。

58.3% 多摩川の1号艇 50%台半ば 多くの会場の目安
多摩川の1号艇1着率は58.3%(運営公式データ・直近3か月)で、多くの会場の目安よりやや高め

元は砂利採取場——多摩川の河原から転用された歴史

多摩川競艇場は1954年6月9日に開場しました。Wikipediaによれば、多摩川土手から北へ徒歩約5分の場所にあり、もともとは多摩川河原の砂利採取場だった土地を競艇場に転用したとされています。競走水面としては、1マークブイから対岸までの距離が108mあり、関東のレース場の中では最も広い水面とされています。

舟券の楽しみ方——1号艇の地力をじっくり比較してみる

多摩川観戦のちょっとした楽しみ方として、風・波による荒れが少ない分、1号艇どうしの地力の差をじっくり比較してみるという視点があります。すでに触れたとおり、多摩川は1号艇の1着率が58.3%と高めの水準にあり、実力どおりの決着になりやすい会場です。展示タイムや当地成績を見比べて、艇ごとの調子の違いを観察してみると、静水面ならではの予想の楽しみ方が見えてきます(あくまで観戦・予想を楽しむための着眼点であり、的中や利益を保証するものではありません)。

荒れが少ない分、1号艇どうしの地力を比較 展示タイム・当地成績を見比べる楽しみ方
静水面だからこそ、1号艇どうしの実力差を比較する予想の楽しみ方がある

名物グルメ——マスコットの名を冠したレストラン「ウェイキー」

観戦の合間に楽しみたいのが場内グルメです。運営会社の施設案内ページによれば、4Fにはレストラン「ウェイキー」があります。ちなみに「ウェイキー」は多摩川のマスコットキャラクター(航跡=ウェイクが由来)と同じ名前で、会場ならではの遊び心が感じられます。牛すじをじっくり煮込んだ「牛炊」はウェイキーの名物メニューとしてファンに親しまれており、1Fから4Fへの移転後も提供されていました(最新のメニューは公式情報でご確認ください)。レース観戦とあわせて、静かな水面を眺めながらの食事を楽しむのも多摩川開催の魅力のひとつです。

よくある質問(FAQ)

Q. 多摩川競艇場はなぜ「日本一の静水面」と呼ばれるのですか? A. 南側の防風林と北側のスタンドが風を防ぐ配置になっており、風や波の影響を受けにくいためです。運営会社の水面特性ページでは、大波が出たのはここ数十年で2回程度と紹介されています。

Q. 多摩川競艇場の水は多摩川から引いているのですか? A. いいえ。運営会社の水面特性ページによれば、実際の水源は井戸水です。水質は淡水で、多摩川の本流を直接使っているわけではありません。

Q. 多摩川はナイター開催をしていますか? A. 桐生のような本格的な通年ナイター場ではありません。Wikipediaによれば2008年度から薄暮(夕方にかかる)レースが行われるようになったとされていますが、運営データでは直近1年ほどの最終レース締切はおおむね15〜18時台のデイ開催が中心です。

次のステップ

── ここから広告 ──

以下は当ブログのアフィリエイト広告(PR)です。詳しくは広告・アフィリエイトについてをご覧ください。現地観戦のお供に。



── ここまで広告 ──


公式で確認する多摩川ボートレース場(BOAT RACE公式)ボートレース多摩川 水面特性多摩川競艇場(Wikipedia)

📮 ご意見・ご指摘はお問い合わせフォームからお願いします(コメント欄は設けていません)。

Boat-V は非公式のデータビューアです(BOATRACE振興会・各競走場・関係団体とは関係ありません)。舟券の的中や収益を保証するものではありません。20歳未満は購入できません。のめり込みにはご注意ください。

タイトルとURLをコピーしました