戸田競艇場の特徴|全国最狭のコースが生む「まくり水面」【初心者向け】

戸田競艇場の特徴|Boat-V ブログ 会場を知る

戸田競艇場(ボートレース戸田)は、埼玉県戸田市にある全国で最も狭いコースを持つ競艇場です。狭さゆえに1号艇(1コース)が不利になりやすく、3コースやセンターからのまくりが目立つ「まくり水面」として知られています。この記事では、戸田ならではのコース形状と、それが決まり手や1号艇の成績にどう表れているかを整理します。

全国で最も狭いコース、水面横幅107.5m

運営会社の水面特性ページによると、水面の横幅は107.5mで、全国の競艇場の中で最も狭いとされています。さらに1マーク付近は37m、バック側は70.5mまで幅が狭まります。この水面はもともと漕艇(ボート競技)用に整備されたコースが元になっており(詳しくは後述)、この成り立ちも狭さの一因と考えられます。

水面横幅 107.5m(全国最狭) 1マーク付近 37m バック側 70.5m 数値は運営会社の水面特性ページより
戸田は水面横幅107.5mと全国で最も狭く、1マーク付近はさらに37mまで狭まる

「まくり水面」と呼ばれる理由——1号艇の1着率は全国でも低め

コースが狭いぶん、1号艇が大回りせずに逃げ切る展開が作りにくく、3コースやセンターの艇がまくって浮くレースが目立ちます。運営公式サイトでも「イン1着率が全国ワーストクラス」と説明されており、多くの会場で1号艇が有利なのとは対照的な水面です。Wikipediaの記述によれば1コースの1着率はおおむね40%台前半とされています(このデータの集計時点は明記されていないため目安として捉えてください)。

40%台前半 戸田の1号艇 50%台半ば 多くの会場の目安
戸田の1号艇1着率はおおむね40%台前半(Wikipediaの記述による目安)で、多くの会場の目安とされる50%台半ば(分析サイトの集計に基づく目安)より低め

淡水だが「硬い水」——跳ねやすくターンで外れやすい

戸田の水質は淡水ですが、運営公式サイトは「非常に硬い」水として紹介しています。硬い水面はボートが跳ねやすく、旋回時に外側へ流れやすいとされます。Wikipediaによれば、戸田ではチルト角度が0.5度までに制限されており、ボート底面のフィンも他会場より大きいものが使われています。これらの特別な運用が硬い水面への対応そのものだと断定できる出典は確認できていませんが、狭いコースと硬い水面という2つの条件が重なり、旋回のコントロールがより難しい会場になっていると考えられます。

硬い水面 跳ねやすい・ ターンで外れやすい 戸田の対応 チルト上限0.5度 フィンは他場より大きめ
硬い水面に対応し、戸田ではチルト角度の上限とフィンのサイズが他会場と異なる

元は漕艇場、東京オリンピックの会場にもなった歴史

戸田競艇場は1954年に開設されましたが、その水面は1940年(幻に終わった東京オリンピック)に向けてボート競技用に整備されたものが元になっています。実際に1964年の東京オリンピックでは、ボート・カヌー競技の会場として使用されました。漕艇(レガッタ)用に整備された水面という成り立ちが、現在の競艇場の「狭さ」という個性につながっています。

舟券の楽しみ方——3コース・センター勢の動きに注目してみる

戸田観戦のちょっとした楽しみ方として、1号艇だけでなく3コースやセンターの艇の動きに注目してみるという視点があります。すでに触れたとおり、戸田は運営公式サイトが「イン1着率が全国ワーストクラス」と説明するほど1号艇が決まりにくい水面です。展示航走の段階で、3コース艇のスタートの構えやターンの伸びを見ておくと、まくり決着に至るまでの駆け引きがより楽しめるかもしれません(あくまで観戦・予想を楽しむための着眼点であり、的中や利益を保証するものではありません)。

1号艇だけでなく3コース・センターの動きにも注目 展示航走でのターンの伸びが、まくり決着の見どころに
1号艇に加えて3コース・センター勢の動きを見ておくと、展開の見どころが増える

名物グルメ——座席型レストラン「レストランワールドII」

観戦の合間に楽しみたいのが場内グルメです。運営公式サイトのフロア図によれば、3階には座席型レストラン「レストランワールドII」があります(メニューの詳細は最新の公式情報でご確認ください)。このほか1階には売店「ドルフィン」「ことぶき売店2」、コーヒースタンド「ブラジル」、5階の特別観覧席エリアには軽食・ドリンクの「クリスタル」もあり、観戦スタイルに合わせて選べます。

よくある質問(FAQ)

Q. 戸田はなぜ「まくり水面」と呼ばれるのですか? A. コース幅が全国最狭の107.5mと狭く、1号艇が有利に逃げ切りにくい構造のためです。運営公式サイトでも「イン1着率が全国ワーストクラス」と説明されており、3コースやセンターからのまくりが目立ちます。

Q. コース幅が狭いと何が起きるのですか? A. 1マーク付近は37mまで幅が狭まり、大回りしにくくなります。また淡水ながら水が硬いため船が跳ねやすく、狭さと硬さが重なって旋回のコントロールが難しい水面になっています。

Q. 戸田は昔オリンピック会場だったというのは本当ですか? A. はい。1964年の東京オリンピックでボート・カヌー競技の会場として使われました。競艇場としての開設は1954年です。

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公式で確認する戸田ボートレース場(BOAT RACE公式)ボートレース戸田 水面特性ボートレース戸田 フロア図戸田競艇場(Wikipedia)

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