ボートレースとは、6艇のボートが走って着順を競う公営競技です。観客は「どの艇がどんな順番でゴールするか」を予想して舟券(ふなけん)を買い、当たれば配当を受け取ります。全国24か所の競走場のどこかで毎日レースが開催されています。20歳から楽しめます。
このページでは、「ボートレースって何をするの?」という最初の疑問に、専門用語をできるだけ避けて1から答えます。読み終えるころには、レースをテレビや現地で見て「なるほど、こういう競技なんだ」と分かるようになります。
ボートレースはどんな競技?
1レースは6艇で行われます。各艇には1号艇から6号艇まで番号がついていて、色も決まっているので初めてでも見分けやすいのが特徴です。
コースを1周してゴール、ではなく、水面に立てられた2つの「ターンマーク」を回りながら1周約600m×3周=合計約1800mを走ります。まっすぐ速いだけでは勝てず、ターン(旋回)の上手さが勝敗を大きく左右するのがボートレースの面白いところです。
スタートの仕組み(フライングスタート方式)
ボートレースのスタートは、ヨーイドンで一斉に出るのではなく、「フライングスタート方式」という独特の方式です。
各艇は助走をつけながら、コース上の大時計を見て、決められた時間内にスタートラインを通過します。早すぎると「フライング(F)」、遅すぎると「出遅れ(L)」となり、その艇は除外(欠場)となって、その艇を含む舟券は返還されます。中でもフライングは選手にとって特に重い反則で、事故点の加算に加えて一定期間の出場停止(あっせん停止)が科されます。
つまり、スタートは「速く、かつ正確に」ラインを叩く技術勝負。このスタートの速さやタイミングを表す数字が「ST(スタートタイミング)」で、0.00 に近い(速く、かつフライングしない)ほど良いスタートです。
なぜ「1号艇(イン)」が有利なの?
ボートレースをひと言で表すと「内側が有利な競技」です。
コースはターンマークを左回りで回るため、内側のコース(1コース=いちばん内側)ほど距離が短く、最初のターン(1マーク)を先に回りやすいぶん有利になります。逆に外側の艇は、遠回りになるうえに前の艇の引き波(航跡)にも影響され、不利になりがちです。
ここで少し整理すると、有利なのは正確には「内側のコース」です。そして1号艇はふつう、いちばん内側の1コースからスタートする(枠なり進入)ため、結果として1号艇が有利になります。実際、1コースの1着率は全国平均でおよそ55%(5割半ば)と、他のコースを大きく上回ります(ただし会場・水面・天候・選手によって差があります)。「まずは1号艇が軸」という感覚は、初心者がレースを見るときの分かりやすい第一歩です。
⚠ ただし「1号艇=インで必ず勝つ」わけではありません。スタート前に艇の並び(進入)が変わることもあり、外側の艇が内を奪うこともあります。ここは奥が深いので、慣れてきたら少しずつ覚えていけば大丈夫です。
舟券(賭け方)は7種類
予想を的中させて配当を受け取る「舟券」には、次の7つの種類があります。
| 種類 | 当てる内容 | 難しさ |
|---|---|---|
| 単勝 | 1着の艇 | やさしい |
| 複勝 | 2着までに入る艇 | やさしい |
| 2連単 | 1・2着の艇を着順どおり | やや難しい |
| 2連複 | 1・2着の艇(順不同) | ふつう |
| 拡連複 | 3着までに入る2艇 | やさしい〜ふつう |
| 3連単 | 1・2・3着を着順どおり | むずかしい |
| 3連複 | 1・2・3着の3艇(順不同) | ふつう |
いちばん人気があるのは3連単です。当てるのは難しいぶん配当(払戻し)が大きくなりやすく、予想の面白さが詰まっています。最初は「単勝」や「複勝」など当てやすいものから始めて、慣れてきたら3連単に挑戦する、という順番がおすすめです。
どこで・いつ楽しめる?
- 場所:全国に24の競走場があります(桐生・戸田・江戸川・平和島…大村まで)。それぞれ水面や特徴が違い、同じ買い方でも傾向が変わります。
- 時間帯:開催の時間帯は モーニング・デイ・サマータイム・ナイター・ミッドナイト の5種類。朝から深夜まであり、それぞれの時間帯は重なり合っています(下図は目安で、時刻は場・開催によって異なります。サマータイムは夏季のみ)。仕事帰りに楽しめるナイターや、深夜のミッドナイト開催もあります。
- グレード:レースには格付けがあり、上から SG > PG1 > G1 > G2 > G3 > 一般 の順です。SG(スペシャルグレード)は最高峰で、グランプリ(賞金王決定戦)やオールスターなど年8つの大会にトップ選手だけが出場します。PG1(プレミアムG1)は SG に次ぐ格の大きな大会(SG と G1 の間)、G1 は A1級を中心とした大きな大会です。くわしくは公式のグレード解説・SG/PG1 スケジュールをご覧ください。
自宅からはネット投票やライブ中継で参加でき、現地の競走場に足を運べば、水しぶきとエンジン音の迫力を間近で味わえます。
はじめる前に知っておきたいこと
- 舟券を買えるのは20歳以上です。
- ボートレースは公営競技(ギャンブル)です。予想が外れればお金は戻りません。のめり込み(依存)に注意し、使ってよい範囲のお金で、あくまで娯楽として楽しみましょう。
- 「絶対に当たる予想」は存在しません。予想はあくまで参考として、自分の目で見て楽しむのが長く続けるコツです。
よくある質問(FAQ)
Q. ボートレースは何艇で走りますか? A. 1レース6艇です。1号艇から6号艇まで、それぞれ色分けされています。
Q. どのくらいの距離を走りますか? A. 1周約600mを3周し、合計約1800mです。2つのターンマークを回ります。
Q. なぜ1号艇が有利なのですか? A. 有利なのは正確には内側の「1コース」で、1号艇はふつうその1コースからスタートするためです。内側ほど距離が短く、最初のターンを先に回りやすいのが理由です。1コースの1着率は全国平均でおよそ55%ですが、会場や条件によって差があります。
Q. 何歳から舟券を買えますか? A. 20歳以上です。
Q. 初心者はどの舟券から始めるといいですか? A. まずは当てやすい「単勝」や「複勝」から。慣れてきたら「3連単」に挑戦すると、配当の大きさと予想の面白さを味わえます。
次のステップ
ここまでで「ボートレースがどんな競技か」の全体像がつかめたはずです。次は、実際のレースを見ながら少しずつ覚えていきましょう。
- 📘 順を追って学ぶ → まなぶ:ボートレースって?(0章)から始める
- 🎫 舟券の種類をもっと知る → まなぶ:舟券の種類(どれを当てる?)
- 🚤 今日のレースを見てみる → 今日のおすすめレース / 開催中の会場一覧
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公式で確認する:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト / はじめよう ボートレース(初心者ガイド)
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Boat-V は非公式のデータビューアです(BOATRACE振興会・各競走場・関係団体とは関係ありません)。舟券の的中や収益を保証するものではありません。
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